ポールシフトについて考察したいと思います。まだ意見を言うレベルではないので、参考になるサイトのリンクを貼りたいと思います。
ポールシフトという用語に対していろいろな意味で使われているので混乱するところが有ります。
見たところ、1 南北磁場が逆転 2 地軸自体が移動(地球の傾きが変わる) 3 地軸が変わらず地殻が移動する のそれぞれに対して同じく「ポールシフト」という用語が使われているように思います。
南北磁場の逆転現象は、過去に何度も発生しており、逆転の途上で、磁場がなくなる時期があり、その時に大きな影響が出るという話が有ります。
人類未経験なので、本当にそうなったらどうなるのでしょうね。
70数万年前に有ったとのことと、だんだん磁場が弱くなっているということから、そろそろ次がということを書かれている記事が有りました。
2番目の自転軸自体の傾きが変わるという現象は、よほどのことが無いと起こりえないと思うのですが、そのようになる原因のほうが影響が大きいと思います。外部からの力、例えば小惑星の衝突、により回転軸が移動するとかじゃないかと思うのですが、これだと、外部の力のほうが大きな影響なので、ポールシフトによってどうなるとかいう話ではないと思います。
3番目のは、自転軸が変わらず地殻が移動するということなのですが、薄皮がずるっと滑るような感じでということらしいです。この説を論じている記事を見つけたので貼り付けてあります。
これに関しては「アトランテイス ブルーブリント」という本を所有していますが、これも、そのことを前提としています。
この地殻移動に伴うポールシフトで氷に閉ざされる極地にある陸地が時代により違っているということを論じていると思います。
記事を読んで認識したのですが、自転軸と磁極は一致していないのですね。
また磁極は一点にとどまらず移動し続けているのですね。
先入観からだと思いますが、自転軸と磁極は同じだと思っている方が多いのではないでしょうか。
加えて、南北の磁極は一直線上にないとのことです。これも、驚きました。
さて、ここで「アトランテイス ブルーブリント」で論じられていることをグーグルアースで確認してみました。
本では紀元前9600年以前、この北磁極は、北緯60度、西経83度(ハドソン湾)に有ったと書かれています。
自転軸が変わらずに地殻がずるっと滑ってがそこに移動したかどうかを論じるのはやめます。
もし、そうなっていれば、自転軸の近くに磁極が有るのですが、そんなことはないと考える説では、磁極が自転軸から大幅に外れたところに移動したと見えるということです。
ここでは、磁極の位置がそこに有ったとして、本では、そこから意味のある位置に遺跡が有ることを発見したという内容が書かれていました。
黄金分割は、0.61803・・と続きますが、これに1を足した1.61803もそれに関連する黄金分割の数値になります。
1.61803をΦとして、ハドソン湾に磁極が有った場合の10Φの緯度のところに遺跡が複数あることを発見したという内容になっています。
10Φは、なぜか北緯16.11度と書かれていましたが、北緯60度、西経83度に磁極があるとして、この北緯16.11付近に遺跡が複数あるという発見となります。
パラカス 南緯13.5 西経76.11
クスコ 南緯13.32 西経71.57
マチュピチュ 南緯13.08 西経72.30
オヤンタイタンポ 南緯13.14 西経72.17
そこをグーグルアースで調べてみました。
上方にある黄色いマークがハドソン湾にあったとされる北磁極、下側にあるマークは、遺跡群です。
ちょうどこれが、10Φの位置になります。
続いてもう一つの遺跡群
バールベック 北緯34.00 東経36.12
シドン 北緯33.32 東経35.22
エーデイン 北緯34.19 東経35.57
ニネヴェ 北緯36.24 東経43.08
これも10Φのところに遺跡があるということでした。
(エーデインだけわかりませんでしたが。調べたところ、Ehdenなのですが、遺跡は有りそうなのですが、特定はできませんでした。)
別記事のワールドグリッドにあるように、遺跡の位置には重要な意味があるのではとの説でいうと、これは意味のあるところに遺跡があるという主張になります。
こうしてみるとなるほどと思えてきます。今はここまでですが、今後、もう少し調べてみたいです。
関連:True Polar Wander